ハイブリッド新触媒「オールチタンAT254」

抗菌・防カビにオールチタンAT254

JIS規格対応の防カビ剤を使っても「カビ」が発生するのはなぜ?

JIS(日本工業規格)5菌または3菌のみで承認されている
国内では、現在80社1000種類以上の防カビ剤がありますが、それらの国内認定基準としては、表1、2に述べるJIS規格のみです。そしてその内容は、5群13菌のいずれか5菌(表1)、または、指定3菌(表2)の試験菌に対して有効であれば、防カビ剤として承認されているのが現状です。しかし、米国デンバーにある世界微生物災害防止学会(International Bio Deterioration Symposium)にて認定された、一般建築物から高い頻度で検出される菌は、57菌にも上ります。
このため、JIS評価をクリアした防カビ剤を使用していてもカビが発生する場合があります。


求められる抗菌・防カビ剤とは

  1. 一般建築物より高い頻度で発生する57菌種に対しても有効であること
  2. 細菌・真菌(カビ)の双方に有効であること
  3. その他、社会問題菌となっている菌に有効であること
    • O-157やサルモネラなどの食中毒菌
    • MRSAやVREなどの院内感染菌
    • クルプトコツカスなどの真菌症原因菌
  4. 酸からアルカリまで広いpH対応範囲を持ち、また定着後は効果の長期持続が得られること
  5. 熱や化学物質に対し優れた薬剤安定性を有し、低い濃度で安定したMIC値(発育阻止最低濃度)を示すこと
などの条件を満たす事が求められます。

効果を確かめる有効な試験法

様々な製品に、抗菌・防カビ剤が使用されていますが、その効果を知る上で有効な試験法としてインナーミル法(表3)があります。 これは、フィールドに即した設定での促進試験で、JIS規格に比べて試験菌の数・培養時間・培地など、どれをとっても厳しい条件の試験法です。

1.試験菌  ・・・・・  インナーミル法は、発生頻度の高い57菌プラスJIS試験菌を含む51真菌を採用している。
2.培養時間  ・・・・・  水で流出する防カビ剤の薬効は、培養期間を延長するほど消失していく。7日間の培養で3ヶ月間、14日間の培養で1年間、21日間で3年間、28日間で3~5年以上の実質評価となる。
3.培地  ・・・・・  インナーミル法では、カビ菌がより発生しやすい培地を選び、1試験で3培地を使用することにより、JIS法に比べさらに過酷な試験となっている。
4.評価  ・・・・・  JIS法 = 菌糸の発育がなければ、最高評価が与えられる。
インナーミル法 = 胞子が試料上にのっていれば、最高評価は出ない。

細菌70菌+真菌159菌+藻類25菌 計254菌に対して効果を検証済み

一般的な抗菌効果は、縮合体の固体酸性(OH-イオン吸着性)、固体塩基性(H+イオン吸着性)のコントロールで出現させることができるが、防カビ性の付与は無機物だけでは難しい。オールチタンAT254では、安全性試験の確立したビグアバイド系複合防カビ成分を水溶液内に分散し、縮合体中に分子分散・固定することにより信頼性の高い防カビ性を実現。コーティング膜は耐摩擦性に優れ、1万回のこすりテスト後も防カビ効果を失いません。

抗菌70菌 検証済み



防カビ159菌 検証済み



防藻25菌 検証済み